絵本が好きだから絵本みたいなフランスのお話「くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ」を見た。

2020年2月7日

みなさんこんにちは、フロントエンドエンジニアの東畑です。
可愛いモノが好きな私は「くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ(Ernest and Celestine)」の紹介と感想を書こうと思います。

 

「くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ」は、ベルギーの絵本作家ガブリエル・バンサンの「くまのアーネストおじさん」という絵本を元に作られた、フランスのアニメーション作品です。
一見子供向けに見えますが、世知辛い世界観を温かみのあるタッチで描いた作品なので大人も楽しんで見ることが出来ます。
第86回アカデミー賞長編アニメ賞にノミネートされているでご存じの方も見えるのではないでしょうか。

 

度々出てくる音を使った表現、そして絵本タッチで描かれる独特の表現はさすが芸術の国フランス!美しさのあまりTVの前で拍手しました。
主人公の二人も芸術センスに溢れていて、アーネストは貧乏でも音楽を愛し、セレスティーヌは誰にも理解されなくとも絵を描くのを辞めたりしません。
アーネストもセレスティーヌも、自分にはこれしか無い!と特技にしがみついている訳ではなく、自然に弾いたり描いたりしているからなのだろうと思います。
弾きたいから弾く。描きたいから描く。そのせいで仲間から見放され孤独になっても。
そんな二人の姿をずっと見ていたので、ラストのシーンは本当に心を打たれました。

 

また、この作品では人種間差別についても描かれています。
くまの世界とねずみの世界は正反対で、お互いがお互いを恐れ、忌み嫌い、子供にもその考え方を教え込みます。
子どもたちは大人から聞かされた作られた相手の姿を恐れ、大人になったらまた自分が受けた教育を子供にします。
説明しようとするとちょっと難しい問題が子供にもわかりやすく描かれているので、親子で考える良いキッカケになるのではないでしょうか。

 

最後にイラストの紹介を。
セレスティーヌがくまの警察からアーネストを庇って、くまの絵を書いた紙のお面を被って誤魔化そうとしている一番お気に入りのシーンです。
イラストは株式会社Headsのアートディレクター本橋が手掛けました。

 

はい、そんな感じでした。期待していたより面白かったので私は大満足しております。
自分を理解出来る人はいない、と一度でも思った事がある方にはオススメしたいです。
昔はそう思ってたけど理解者を見つけたよ、という方は今週末にビール片手に見ましょう。
ぜひ理解者さんと一緒に。

 

株式会社 Heads
webエンジニア
東畑安理佐

 

一番新しく書いた記事はこちら→原作ファンの私は、「夜は短し歩けよ乙女」を見た人に同名小説をオススメしたい。

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