Reservoir Dogs(レザボア・ドッグス)

2020年4月17日

テン テンテンテンテンテンテンテンテンテンテン♪
テン テンテンテンテンテンテンテンテンテンテン♪
大きな企みは朝食を取りながら、たくさんの雑談を交えて話すのがいいかもしれない。
ちなみに私もチップ制度は嫌いである。
そんなカフェシーンの後に、Little Green Bagのおなじみの挿入歌で始まるこの映画、『Reservoir Dogs(レザボア・ドッグス)』についてその魅力を紹介しよう。

 

 

いい映画とは、開始の10分で決まる。と私は思う。
映画に限らず物語と呼ばれるものには、初めから終わりまでを構成する大きな流れが存在する。
「起承転結」や「序破急」と呼ばれるこの流れは、とても大切な要素で、いい映画にはこの流れが気持ち良く組まれているものが多い。
その中でも私が一番大切だと思うのが「起」や「序」の部分。もっと言えば初めの10分。ここで気持ちを持って行かれなくてはダメだ。
そこから先の120分をこの映画に預けても大丈夫か?自分でも意識しない間に判断しているのだと思う。「起」や「序」が最高であれば、安心してその後のストーリーに身を委ねることができる。
もちろんその後の「承」も「転」も「結」も「破」も「急」も面白くなくてはいけないが、「起」や「序」が面白い映画はそれらもだいたい面白いように思う。

 

 

私の中の「起」「序」ランキングで5本の指に入るのがこの映画『Reservoir Dogs(レザボア・ドッグス)』だ。もちろん、総合映画ランキングでも5本の指に入る。
1992年公開の映画ながら、そのオープニングは色あせることなくむしろ観るたびにその輝きを増すように思う。
ちょっとかっこつけて出かける時は、頭の中で挿入歌が流れるし、日々の制作業務でもレザボア・ドッグスの「起」や「序」を超える思いでデザインのフックを考えている。

 

 

この映画がきっかけとなって買ったボシュロムレンズのレイバンだって少し壊れたがまだその輝きは健在だ。
いい映画、いい仕事、いい男。いつまでも「起」や「序」にこだわり続けて行きたい。

 

 

株式会社 Heads
杉本友太