湘南証券年金プランニング 様 のロゴ、タグライン、Webサイト制作をしました
/ Web Design / Graphic Design / Branding

プロジェクトについて
湘南証券年金プランニング株式会社は、神奈川県藤沢市に本社を構える金融商品の仲介や投資助言、企業型確定拠出年金導入をサポートする企業です。
今回はロゴマークの刷新、タグラインの策定、そしてWebサイトリニューアルのご依頼を受けて制作に臨みました。
制作フロー
複数の制作物が混在するプロジェクトにおいては、制作する順序が大切になります。
今回はロゴマークとタグラインを同時並行して進め、その後にWebサイトリニューアルを行いました。
会社のコアの部分であるロゴマークのデザインプロセス、そしてタグラインとしての言語化プロセスを通して、湘南証券年金プランニング様のことをより深く理解することができました。仮にWebサイトリニューアルを先に着手してしまうと「Webサイトのデザインとロゴマークのデザインの親和性がないな…」「ロゴマークが出来上がってからWebサイトを見ると、またWebのデザインをリニューアルしたくなってきたな…」といった勿体無い現象が発生することがあります。
いつも会社や組織のコアに近いところからデザインや言語化を始めることが、Headsの制作の流れになっています。
ロゴマークとタグライン
ロゴマークは「旗」と「種」の2つがデザインモチーフとして描かれています。
ロゴマークとタグラインの制作に際して、何回かヒアリングの場を設けさせていただきました。その際に代表の大辻様がおっしゃっていた言葉がとても印象的でした。
「サラリーマン時代の経験が独立したいという気にさせたんだよ。金融商品を売ることの目的はお客様に利益をもたらすためなのに、会社の利益率の高い商品をオススメするという風潮があった。僕はそれが好きじゃなかった。そんな金融業界の矛盾を変えたくて独立したんだ。」
この言葉からお客様を引っ張っていく、業界の矛盾を正し先導していくイメージが浮かびました。その着想を「民衆を導く旗」としてデザインモチーフに採用いたしました。
種のモチーフはお客様の金融商品の購入や投資を始める姿、または企業型確定拠出年金を導入する会社の様子を「種を植える、そして水をあげて樹木を育てるように中長期的な目線で将来を見据えた様子」と表現していらっしゃったところから着想を得ました。皆さんのご意見や熱意を企業を象徴するロゴマークとして落とし込めたことを嬉しくおもっています。
タグライン「ライフプランエンゲージメント」も同様の想いが込められています。「自分自身の人生設計にエンゲージメント(真剣に向き合おう)していこうね!」という言葉から汲み取れる意味合いとは別に、思い切った造語の使用と業界では珍しい大胆な横文字の使用で、金融業界の先を行く姿勢を表現しています。
Webサイト
Webサイトでも湘南証券年金プランニングのコアの部分を表現しました。
「先導する様子」をアニメーションでどうにか表現できないかと色々な手法を模索し、単純なy軸方向に動く縦スクロールではなくて、「進んでいく様子」を表現するz軸のフルスクリーンスクロールを実装することにしました。また画面の右下にイラストを挿入し、フルスクリーンスクロールに合わせて1コマずつストーリーが進んでいくデザイン要素を加えました。
種を植える=投資や金融商品の購入するところから、徐々に成長する木/資産と人間模様をイラストで表現することで、固いイメージを持ちがちな金融業界の一般的なWebサイトとは一味違ったWebサイトになりました。
株式会社Headsでは「We Shape Your Sense」(あなたのなんとなくを形にする)をモットーとして、お客さまの想いをデザインに落とし込むことを得意としています。
なんとなくこういうことがしたいんだよなぁ…こんなイメージなんだけど…といったぼんやりとした輪郭イメージでも大丈夫です。我々がさまざまな質問を根掘り葉掘りしていくので、会話形式でデザインイメージを固めていくことができます。
頭の中になんとなくこういうことがしたい…という想いがある方は、ぜひ一度お気軽にオンラインミーティングでもいかがでしょうか?