SOICO株式会社 様 のコーポレートサイトの一部リニューアルをしました

/ Web Design

クライアント
SOICO株式会社

業種
事業会社・コンサルティング

制作物
コーポレートサイト制作 など

⽴ち上げ時期
2022年11月頃

制作期間
約 3ヶ月

プロジェクトについて

SOICO株式会社のコーポレートサイトの一部リニューアルを担当させていただきました。

2018年設立のSOICO株式会社はストックオプションの発行支援やCFOや女性役員などの幹部人材紹介、コーポレートガバナンスコンサルティングなど多岐にわたる事業内容が特徴のコンサルティング会社です。当初のコーポレートサイトを立ち上げてから一定の時間が経過し、事業内容が増える度に増築を繰り返していたところユーザー目線でどういったサービスがあるのかが分かりづらくなったため、提供サービスや事業の分類を行い、どういう会社なのかがしっかり伝わるサイトにしたいとのご要望をいただきました。

前述の通り、幅広いサービスを提供していらっしゃる会社のため、設計やデザイン段階でリニューアル後も増える可能性がある事業を想定して制作を進めていきました。

 

 

課題の深掘りと制作範囲の決定

ひとくちにWebサイトをリニューアルしたい、といってもそのご相談内容はさまざまです。ビジュアルをインパクトあるものにしたい!写真が古くなったので撮り直してサイトも刷新したい!スマホ対応していないのを直したい…!など、デザインから機能面まで、多種多様なご相談を受けます。今回第一にいただいたご相談が「ひと目でどういう会社なのか伝わるようにしたい」というものでした。そこで詳しくお話を聞きながらヒアリングを重ねた結果、以下の4点が課題として上がりました。

 

  • 事業内容が幅広く、一覧としてそれらをまとめると情報量が多くなってしまう
  • 各下層のサービスページではそのサービス説明がしっかりされている
  • 事業内容一覧、会社概要のページから流入したユーザーはどういう会社なのかが不明瞭
  • 今後もサービスが増える可能性が十二分にある

 

これらの課題を踏まえた上で、コストを抑えて問題解決をしたいとのご依頼だったため、TOPページ、会社概要ページ、そして事業内容一覧ページの3つの主となるページのリニューアルをご提案させていただきました。
理由としては2つあります。1つ目は各サービスページでは十分な説明がされていたため、第3階層に位置するサービスページから流入するユーザーはすでにどういったサービスを提供しているのかを認識している可能性が高いためです。よって第3階層にあたる各サービスページのリニューアルは優先度が低い判断をしました。

2つ目の理由としては、詳細な情報が下層ページでしっかりされている一方で、その詳細で膨大な情報をうまく抽出して簡潔にまとめたセクションが存在しておらず、このセクションの設置こそが「ひと目でどういう会社なのか伝わるようにする」ために必要であると考えたからです。事業内容の詳細な情報を短く記述するセクションは一般的に、TOPページ、会社概要ページ、事業内容一覧ページに設置することが多いため、この3ページのリニューアル制作をする運びとなりました。

 

 

現状の事業内容の整理

問題解決のために必要な制作ページが決定した後に行ったことは、現状の事業内容の整理です。増築を重ねていくとどうしても多種多様な情報が混同していってしまうため、Webサイトの設計図となるワイヤーフレームを引く前に全てのサービスを洗い出し、それをカテゴリごとに区切り、分類をしていく作業をクライアント様とすり合わせながら実施しました。

この作業をすることで、「詳細で膨大な情報をうまく抽出して簡潔にまとめたセクション」の設置が容易になります。例えば、20個のサービスを提供している会社があるとします。その20サービスを何も分類しないまま簡潔にまとめるのは難しく、もしまとめたつもりになっても20サービス全てをそれぞれ短い文章で説明する程度の「まとめ」作業になってしまいます。よって20サービスをジャンルごとに4つか5つに分類し、そのカテゴリを簡潔に説明することでユーザーにさらされる情報量は20から4つにまでに減少します。もちろん、しっかりとユーザーに伝えるために4つの文章の精度は必要となりますが、まず最初のステップとしてこの分類を行い、ユーザーが情報を探す手間を軽減することが必須となります。

 

 

リニューアル後の拡張性

事業内容の分類が完了した後は、設計図となるワイヤーフレームを引いていきます。今回のプロジェクトで留意しておかなければならない問題の1つとして、今後も事業内容が増えていく可能性があるということです。つまり事業内容が1つ増えた段階で再度リニューアルを実施するような作りではなく、クライアント様が少ないリソースで事業を追加でき、それがWebサイトに反映されるような仕組みづくりを心がけました。

仮に事業内容が1つ増えた場合は、分類したカテゴリのどの区分に位置するサービスなのか、そしてそのサービス名と概要説明文章、イメージ写真と下層ページのリンク先、を設定すれば、TOP、会社概要、事業内容一覧ページの全てに自動反映され、共通パーツであるヘッダーにも差し込まれるような設計を行いました。現状の課題を解決することはもちろん、今後起こりうる問題を想定した制作をしていくことで、1年や2年ではなく、もっと長いスパンで使い込んでいただけるWebサイトが完成すると考えています。

もしコーポレートサイトが古くなってしまった…事業内容がサイト開設当時から増えて見にくくなった…ユーザー目線でどこをどう直せばいいかわからない…そんなお悩みをお持ちでしたら、一度お気軽にHeadsにご相談ください

 

 

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