アシックスラン 東京丸の内 様 の内装グラフィック制作をしました

/ Graphic Design

クライアント
株式会社アシックス

業種
スポーツ・店舗・シューズ

制作物
内装グラフィックデザイン など

⽴ち上げ時期
2023年10月頃

制作期間
約 2ヶ月

プロジェクトについて

今回はグローバルマーケティング施策のフラッグシップストアとして、東京駅徒歩3分の総合型ランステーション『ASICS RUN TOKYO MARUNOUCHI』様の内装グラフィックデザイン、およびアートディレクションを担当させていただきました。

 

ASICS RUN TOKYO MARUNOUCHIとは?

東京駅徒歩3分の総合型ランステーション。併設するアシックスストアの計測サービスはもちろん、最新シューズやランニングデバイスのレンタル、アシックスランニングクラブコーチによるイベントなど、さまざまなサービスでランナーをサポートします。

 

上記の説明通り、商品が購入・レンタルできるストア、ゆとりある空間かつ各種アメニティも完備されて快適に過ごせるロッカールーム、アシックスランニングクラブコーチによるイベントなど、ランニングに関するサービスを多角的に提供している店舗となっています。

 

コンセプトメイク

ご依頼を受けてからすぐにデザインに取り掛かるのではなく、実際に店舗へ足を運んで商品陳列がどのようになっているか、顧客の年齢層や属性、壁の材質や質感を確認させていただきました。また、店舗の状況を確認した上で創業哲学の「健全な身体に健全な精神があれかし」を表すブランド・スローガン「Sound Mind, Sound Body」に沿ったコンセプトを制作し、アシックス様のクリエイティブとして芯の通ったデザインになるように下準備に時間をかけて制作に望みました。

 

グラフィックデザイン

実際にデザインを起こす段階では、コンセプトに則った案を複数ご提案させていただきました。より丸の内ストアの雰囲気、顧客層、商品にあったデザイン案をお選びいただき、その案を複数回にわたるブラッシュアップにてシェイプや色味の調整、配置の検討を繰り返して最終デザインへと落とし込みました。
ストアでの主役は商品であるため、店舗の写真にグラフィックデザインを合成で当て込みながら「主張しすぎるデザインではないか」「配置・サイズは適切か」「色味は既存の壁の色と相性が良いか」など、さまざまな観点から議論を重ねて制作を進めさせていただきました。

 

施工

今回は新規オープン店舗の工事ではないため、施工に入る前日、翌日も店舗は通常営業している環境下での施工実施でした。ペイント、ブラシ塗装といった施工方法は壁と一体化して壁の質感を見て取れる良さがある一方で、塗料の臭いが施工後も残ったり、商品の養生といったプラスアルファの作業も発生するため、短工期の施策には不向きです。工期の観点から考えると、カッティングシートによる施工が定石ではあるものの、今度は耐久性や質感のチープさが懸念事項として挙げられていました。

そんな課題を抱えている中で、施工会社の方と第三の方法はないかという議論を重ね、屋外でも使用される耐久性の高いシートで、壁に圧着することで壁の質感も感じ取れるものがあるということをお聞きし、本プロジェクトではその特殊なシートを採用することとなりました。
あまり内装工事で使用されることが少ないシートであることから、短工期かつ広範囲での内装施工では職人の方々の高い技術力が求められます。高い技術力を持った職人の方とコミュニケーションをとりながら配置、品質確認を経て、今回のプロジェクトを遂行することができました。

 

Headsの制作実績としては、まだまだ内外装のプロジェクトはあまり多くないものの「クオリティの高いものを創り出すために制作チームがすべきこと」は、その媒体に関わらず等しいと考えています。すべきことは、我々が大切にしている考え方「We Shape Your Sense 」に基づいて「制作物の目的を理解し、その目的に沿ったデザインを検討し、それを形にする最適な案を見つけ出す。」

普段、内外装を主として取り扱っていないからこそ気づける観点も多くあったプロジェクトだったので、もしいつもと違った観点から内装、外装のデザインを依頼したいという方がいらっしゃれば、ぜひお気軽にHeadsへお問い合わせください

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