株式会社マウントリバー様のWebサイト制作及び写真撮影を担当しました

/ Web Design / Movie & Photo

クライアント：
株式会社マントリバー

業種：
教育・人事

制作物：
コーポレートサイト制作・写真撮影など

⽴ち上げ時期：
2022年5月頃

制作期間：
約 2ヶ月

プロジェクトについて

株式会社マウントリバーとは

株式会社マウントリバーは士業や企業の管理部門に特化した転職エージェントです。マーケット状況や各社の詳細まで、特化しているからこそ得られる情報をと転職を希望されている方の不安や悩みを少しでも和らげられる情報を、丁寧に伝え続けるプロフェッショナルが集まる会社で、「キャリア支援」「採用コンサルティング事業」「メディア配信事業」等を主軸にご活躍されています。

デザインで差別化しにくい業界

今回のご依頼で難しかったことのひとつに「差別化」があります。
つまり、他の人材系の会社あるいは、他の“信頼や堅実さを武器にしている会社”とどうデザインで差をつけるか、ということです。多くの場合、各社様が自分の会社だけの強みを言葉にすることなく理解していると思います。一方で、デザインに具現化する上では、そうではなく、それら言葉にならない思いを言語化し、具現化してあげる必要があります。

従って、今回のWeb制作にあたってのヒアリングでは事業の内容はもちろんのこと、マウントリバーの皆様のお人柄をしっかりとヒアリングしました。また、写真撮影も担当させて頂く中で、撮影現場においてもしっかりコミュニケーションをとり、デザインに活かせるファクターをしっかりと探りました。
徹底的なヒアリングを行うことで、同社のキャラクターが表現された唯一無二のWebサイトが出来上がりました。

Webアニメーションの採用

このサイトには山と川をかたどったモチーフやイラストが出てきます。
多くの場合フリー素材の写真で賄ってしまうデザインですが、しっかりとヒアリングをした上で、このようなデザインを施しました。その中でさわやかに、でもWebサイトにしっかりとした存在感を与えているのがWebアニメーションです。
至る所にさわやかにWebアニメーションを採用することで、会社の雰囲気をよりアピールするとともに、スクロールするのが楽しく、もっとページを読み進めたくなるWebサイトにすることができました。

言葉にならない思いを抱えながらもかっこいいWebサイトを作りたいと考えている方は、お気軽に株式会社Headsまでご相談ください。

杉本友太

代表取締役

ディレクションあとがき

Webサイトリニューアルのきっかけ

「新しくWebサイトを作りたい」「今のWebサイトをリニューアルしたいと」ご依頼いただいた際に、必ずお聞きしている質問があります。それは「なぜWebサイトを作りたい、リニューアルしたいと思ったのか」という質問です。

Webサイトは企業やサービスが抱える問題や課題を解決するツールの1つなので、その存在意義は多種多様にあります。制作の目的、つまりクライアントの方が期待する「制作物がもたらす効果」をしっかりと事前にヒアリングしておくことで、設計やデザイン、細部のアニメーションを実装するコーディングチームまで、しっかりと共通認識を持って制作に取り組むことができます。逆に、この「Webサイトの目的」をしっかりと共有できていないと制作を進めていく中で、クライアントの方との認識の違いが生まれたり、制作チームの中でも意見がまとまらなかったりすることが多いです。

士業や企業の管理部門に特化した転職エージェントということで、安心感や信頼感を抱かせる一定の「固さ」は保ちつつ、株式会社マウントリバーにしかない持ち味をユーザーに届け、さらにクライアントが抱いていたWebサイトをリニューアルする目的や理由を達成できたページに仕上がっているのではないかと思っています。

飯塚翼

Director

デザインあとがき

「株式会社マウントリバー」の社名の理由を尋ねたところ、昔の時代の秘密の掛け声としての「山！川！」というところから来ていると教えていただきました。相手としっかりと掛け合っていきながらお話ができるようにということらしいです。

なので今回のテーマは山と川に設定して進めていきました。
山や川をデフォルメして記号的に使用しサイトを作り上げていきました。なにか面白い形（形に限らず）がWebサイトにあると見てくれた人に印象を残せるので大切なことだと思っています。同業他社との差別化を図るためにも大切なことです。
山や川から連想するのはキャンプやアウトドアだと思いますが、そこからは離れるように慎重に制作しました。

またコーポレートカラーがないということから川から連想するブルー系を設定し仕上げていきました。
色もただ何となく決めるのではなく会社が持つ性格を表す表現の一つとして大切です。

クライアント様から深くまで話を聞き、たまにはプロジェクトや会社とは関係ないことをお聞きし、そこから聞けたことをヒントやエッセンスとし仕上げていくと血の通ったその会社らしいものが仕上がると思います。

本橋武織

Creative Director