新星コーポレィション 様 のコーポレートサイト制作しました

/ Coding / Web Design / Movie & Photo

クライアント
新星コーポレィション

業種
商社・印刷

制作物
コーポレートサイト制作・写真撮影・タグライン など

⽴ち上げ時期
7月頃

制作期間
約 3ヶ月

プロジェクトについて

新星コーポレィション様は、1972年設立の50年以上の歴史を持つ印刷・サイン&ディスプレイ関連の資材機材を取り扱う専門商社です。今回は、「今のWebサイトはデザイン面も掲載情報も古くなってしまい、顧客に対して伝えたいことが表現できていない」というオーダーを受けて、Webサイトリニューアルのプロジェクトがスタートしました。

「商社」という事業形態の特性上、多くの商品情報を整理して、目的に合わせて情報表示の最適化をする必要があったため、どのような点に注意して制作を進行していったかという観点でご紹介をいたします。

 

「顧客に何を提供できるか」を明確にする

専門商社である新星コーポレィション様は大判のインクジェットプリンターやカラーマネジメントのソフトウェアなど、印刷・サイン&ディスプレイ関連の資材や機材を数多く取り扱っていらっしゃいます。しかし、「豊富な品揃え」をアピールしたとしても、競合他社と同じところを訴求しているだけにとどまってしまうため、顧客目線での強力な魅力の1つとは言えません。

初回ヒアリング時に、新星コーポレィション様の独自性・強みをお伺いさせていただいたところ、それは「顧客の課題に対して、豊富な取扱商品の中から最適なものを選定し、または組み合わせ・カスタマイズして解決方法を提案する」というポイントであることをご説明していただきました。我々は、会社として大きな方向性・戦略として策定されたその強みをWebサイトでも打ち出していくべきアピールポイントとして設定いたしました。

 

「商社」と聞くと、注文を受けて商品を卸すという、どこか受動的な印象を受けることがありますが、新星コーポレィション様の場合はその通りではありません。能動的に顧客の課題を営業担当の方々がヒアリングしてまわり、作業の自動化や効率化はもちろん、印刷に留まらない業務範囲の拡大を提案して、紙媒体離れが進みつつある市場の中で印刷を生業とする顧客が生き抜いていけるようなサポートをワンストップで行っていらっしゃいます。そのヒアリングから解決までの事例1つ1つが潜在顧客にとって有益な情報源となり、また新星コーポレィション様のアピールポイントになるという確信がありました。

 

「顧客に何を提供できるか」、「そしてそれは競合他社では提供できないか」、「自社のどんな部分が顧客を惹きつけるのか」という部分を明確にするのは、どのプロジェクトにおいても一番大切な工程となります。このプロジェクトのコアとなる部分をしっかりとすり合わせ、認識の相違がないように整理してから、Headsの制作チームで「どのようなWebサイト構造だと強みを訴求しやすいのか」、「どのようなデザインだとアピールポイントを表現できるか」というところを議論していきます。

 

「顧客がWebサイト上で何を求めるか」を明確にする

Headsは新星コーポレィション様の顧客である印刷会社ではないため、顧客がWebサイトをどのような目的で閲覧するかを把握していたわけではありません。しかし、顧客の流入目的を理解できていないと、サイト構造の最適化は実現できないため、「何を求めて新星コーポレィションのWebサイトを閲覧するか」という点から明確にしていきました。
詳細なヒアリングを通して得られた結果として、大きく2種類のタイプがあることが判明しました。

 

・ユーザーが欲しい商品を検索して流入する
・欲しい商品は決まっていないが、抱えている課題を検索して流入する

 

上記2種類のユーザー目的を噛み砕いて解釈すると、「欲しい商品が決まっていて購入先を選定しているユーザー」「欲しい商品は決まっていないけど課題解決ができるパートナーや資材機材を求めているユーザー」となります。つまりWebサイト上では、この2種類のユーザー目的に合わせた情報掲載が求められます。

 

欲しい商品が決まっているユーザー

このタイプのユーザーは商品名や商品カテゴリ、商品の持つ特徴をキーワードとして検索することが予想されます。つまり、新星コーポレィション様のWebサイトに流入してもらうには、これらのキーワードを網羅したページを作成しつつ、数多くの商品からすぐに目当てのページに辿り着ける導線を設計する必要があります。

そこでHeadsの制作チームでは、下記画像のように一画面で商品カテゴリも関連商品も確認でき、さらにフリーワード検索や商品特性をまとめたキーワードも閲覧できるような形式をご提案させていただきました。

 

 

このような導線を作ることで、ユーザーは数多くある商品の中から自分の欲しい商品をすぐに見つけることができ、ストレスなく商品情報の確認、そしてお問い合わせまでのアクションを起こすことができます。多くのWebサイトでは、大量の商品情報を掲載できるだけ掲載する、という点は実現できていても、それを探し当てるユーザーのストレスを考慮できていないこともあるため、Headsではユーザーの行動をGoogle検索からサイト流入、そしてサイト内でどのような動きを取るかというところまでイメージして、サイト構造の設計をすることを徹底しています。

 

 

欲しい商品が決まっていないが、課題を抱えるユーザー

このタイプのユーザーは具体的な商品名ではなく、「小ロット印刷 機材」や「カッティング作業 自動化」といった、抱えている業務上の悩みをキーワードとして検索することが予想されます。つまり、単なる商品名や商品スペックのページを増やしても流入してもらえるチャンスは少なく、情報の掲載方法を変える必要性があります。

そこでHeadsでは、導入事例として新星コーポレィション様がサポートしてきた顧客の課題解決の事例集ページを作成いたしました。

 

 

この事例ページは、簡単に管理画面から更新、編集することが可能になっており、HTMLやCSSといったコードを書けなくても、テンプレート化されたデザインで情報を蓄積していくことが可能です。つまり、リニューアル後に費用をかけずに事例紹介ページを増設していくことが可能となり、悩みをキーワードとして検索する潜在顧客に対してのSEO効果を発揮していく強い武器となるページになっています。

 

商品ページ同様に、この事例紹介ページにおいても「自分の課題と似ている事例を探すユーザー」がいるということを考慮して、「#コスト削減」「#業務行為率化」といったキーワードで簡単に絞り込み検索ができるような機能も実装しています。

 

 

 

 

このようにHeadsでは、Webサイトリニューアル時にデザインの刷新だけではなく、ユーザーの目的や流入経路に合わせた最適なサイト構造をご提案させていただき、「Webサイトからお問い合わせを増やしたい」「今よりも流入が増えていくようなSEO的にも良い構造にしたい」「自社で更新ができるようなサイトで、どんどん情報を蓄積していきたい」というようなご要望にも並走して、実現のサポートをさせていただきます。

商品数が多い…掲載情報量が多いからサイト構築も費用が高くなりそう…自社で情報をまとめきれない….といったお悩みがあってWebサイトリニューアルを躊躇している方は、ぜひ一度Headsへお問い合わせの上、お話をお聞かせください・

ドンマイ川端

ドンマイ川端

Prev

CHECK OTHER WORKS
浦安D-Rocks

浦安D-Rocks

Next

Back to Works
Contact Us
ページトップに戻る