SISOCA(鍛高譚) 様 のパッケージデザインを制作しました
/ Branding / Graphic Design
プロジェクトについて
今回、合同酒精株式会社様より新発売される酎ハイのパッケージデザインを制作いたしました。
合同酒精様は、焼酎をはじめ、酎ハイやワインなどの豊富なカテゴリーのお酒を製造・販売されている、創業1924年の東京の浅草にある会社です。
キャッチーな名前の「鍛高譚」という焼酎は、皆さんも一度は耳にしたことがあるお酒かと思います。発売から30年の長い間、たくさんの人々に愛されているしそ焼酎です。
そんな鍛高譚で使用されている赤しそは、北海道白糠町の契約農家が、鍛高譚シリーズのために
栽培している非常に香り高く、鮮やかな紫色をした無農薬のしそというところが特徴です。
今回は、そんな鍛高譚で使われているしそを、新たなターゲットに届けるという狙いのもと開発されたしそ酎ハイ「SISOCA(シソカ)」のネーミング開発、キャッチコピー制作、パッケージデザイン、プロモーションPOPデザインをご依頼いただきました。
ネーミング開発、キャッチコピー制作について
今回の新商品を販売するにあたり、「若い世代をターゲットとしてもっと鍛高譚を広く知ってもらいたい」「しそが未経験の人にも手に取ってもらいたい」という課題をいただいておりました。
課題を具体化するために、ヒアリングや社内での検討を重ね、どのようなお客様に購入していただき、どのような価値を感じてもらいたいのかを徹底的に深掘りしていきました。テーマとして出てきたのは、「仕事でいやなことがあった日に飲むお酒」や「気持ちを前向きに切り替えるお酒」というものでした。
日常的にあまり馴染みのないしそのお酒ですが、実はとても飲みやすく、リラックス効果も期待できる万能なものだと知ってもらいたいという思いでご提案いたしました。
楽しい時だけに飲むお酒ではなく、気持ちが少し落ち込んでいる時にこそ手に取ってもらいたいという願いを込めたネーミングとキャッチコピーができたと思います。
そっと寄り添う、果実とハーブのお酒
明日いい日になあれ
パッケージデザイン制作について
「素材の味をアピールしながらも、手にとる購入者のシーンを想像した情緒的な部分に訴えかける」ことや、「しそ焼酎を飲んだことがない人たちが気軽に手に取りやすいもの」というご依頼のもと制作を進めました。
デザインのコンセプトは、SISOCA (シソカ)を飲んで一日の終わりをリセットするイメージを情緒的に表現しています。
仕事から帰ってきた後にSISOCA(シソカ)を飲み、窓の外を眺めながら「ちょっといやなこと」で落ち込んでいる気持ちを明日に向けて切り替えているようなシーンです。
このシーンを自分に置き換えて、今日はこれを飲んで切り替えよう!と思ってもらえるようなデザインに仕上げることができたと思います!
さらにお店に商品が陳列された際も想定し、窓の中のグラデーションのコントラストが目に止まりやすいデザインを心がけました。
合同酒精様の鍛高譚シリーズでは今までにない、「しそ味」をデザイン面で前面にアピールしない情緒的なパッケージデザインに仕上がったと思います。
ぜひ、「ちょっといやなこと」があった日にご自宅で飲んでみてください!
このように株式会社Headsでは「商品ブランディング」「パッケージデザイン」のご相談も受け付けております。ぜひご相談ください!